Saturday, January 18, 2014

津田雅美-彼氏彼女の事情 全21巻 (RAR/821.06MB)


『彼氏彼女の事情』(かれしかのじょのじじょう)は、津田雅美による日本の少女漫画、およびそれを原作としたテレビアニメなどの総称。『LaLa』(白泉社)において、1996年2月号から4月号までの短期連載(全3話)として掲載されたのち、1996年7月号から2005年4月号まで連載された。単行本は全21巻。2011年6月号には、作者が当時連載中である『ちょっと江戸まで』の舞台に本作主人公が登場する読み切り特別編「ちょっとカレカノ〜『彼氏彼女の事情』世が世ならバージョン〜」が掲載された。”仮面優等生”の事情を持つ主人公2人の恋愛と成長、コンプレックスとの対峙、そして周りを固める個性豊かなキャラクター達の人間模様が描かれる作品。略称は「カレカノ(Kare Kano)」で、英語やドイツ語などの翻訳出版ではこちらがメインタイトルとして使われている。「彼2」と書かれることもあり、これは「彼氏×彼女」と「自乗(事情)」の二つの意味が掛けられた表現となっている。作品の舞台は神奈川県川崎市で、劇中には実在の地名も登場する。少女漫画ではあるが、時折作中に凌辱や団鬼六など際どい単語が出てくる事がある。県内随一の進学校である県立北栄高校1年A組のクラス委員、宮沢雪野は幼少時代から自他共に認める成績優秀・スポーツ万能・容姿端麗な優等生。しかし彼女の本性は虚栄心の塊で、他人からの賞賛や注目を浴びたいがために日々たゆまぬ努力を行い品行方正な人物を演じていたのだった。ところが同じ1年A組クラス委員の有馬総一郎は、雪野の念願だった新入生総代をさらったうえに美形で運動神経に優れ性格も人当たりも良い、本物の優等生だった。自分以上の注目を集める総一郎に(うわべでは優しく接しつつも)激しい対抗心を燃やす雪野は、猛勉強でテスト学年1位を奪取し、総一郎からの告白もあっさり断るが、ある日わずかな油断から自分の本性を総一郎に知られてしまう。総一郎は雪野の弱みを利用し、自分が抱える委員会関連の仕事を雪野に手伝わせるようになる。他人に本性をバラされることを恐れて泣く泣く毎日下僕のようにこき使われる雪野は、総一郎にも裏の顔があることを知る。結果的に2人で居たり話したりすることが増え、総一郎への妙な意識も芽生える雪野だったが、クラスメートから「2人は付き合ってるの?」と勘違いされ熟考。私の本性に幻滅したから態度を豹変させたと考えた雪野はついに総一郎に対しブチ切れるが、総一郎の本意は別にあった。一方で総一郎は、雪野の前だと自然に自分の知らなかった自分が出ることに気づく。お互いの秘密を知ったことでわだかまりも消え、2人は友人の関係となる。友人の関係になったはずが、やがて総一郎は雪野を拒絶するようになる。雪野はどうすべきか分からず一人空回りを続けるが、見かねた総一郎が折れて和解。拒絶の理由は「雪野が総一郎の仮面を次々と剥がし、総一郎の抱える心の闇を照らし続けることに対する恐れ」であった。雪野は総一郎を励まし、これからはお互い優等生の仮面を捨てて「自分に正直に生きよう」と目標を立てる。親友の関係となった2人は恋心を増し、総一郎は改めて雪野に告白する。以降、高校生活のストーリー(原作最終回は高校卒業から16年後)を時系列順で描いていくが、途中に組み込まれている2話分(『番外編』および『ACT0』)のみ異なり、ACT1より少し過去の場面が描かれている。



津田雅美-彼氏彼女の事情 全21巻 (RAR/821.06MB)

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